こんにちは
京都市中京区の美容室Rulyru【ルーリールー】カラースタイリスト瀬戸です
最近、カラーを担当させて頂くと、必ずと言っていいほどお聞きするワードがあります。
ずばり
「抜けにくいカラーがいいんです・・・」
つまり色持ちが良い方が良い、すぐ色が抜けるのが嫌!
という事ですが、
確かに!
Me too
僕もそう思います!!
ご希望の色味が少しでも長く持つように、
色味の調合、塗布の手順、放置タイムなど僕としても工夫はさせて頂いておりますが
やはりお家でのケアがものを言うわけです!
今回は少しでも色持ちを良くする方法をまとめましたのでご参考下さい★
ヘアカラーは髪の内側までしっかり色素を届けていきますが
最終的には少し色落ちしてしまいます・・・(._.)
なぜか!!
その理由は
皆さん1度はお聞きになったことがあるであろう、
キューティクル
コイツが大きく関係してきます。
キューティクルは日本語で毛小皮(もうしょうひ)、
つまり髪の周りを
まるでタケノコの皮のように覆って保護しています。
が!
少し刺激に弱く、
ダメージを受けるとはがれ落ちてしまいます。。。
ちなみにキューティクルはタケノコの皮のように
毛先に向かって何枚かが重なりながら髪を覆っていて、
それが同じ方向にキレイに収まればおさまるほど
ツヤが出てきます
ブラッシングやブローなどもキューティクルを整えるのに効果的で、
キレイな艶のある髪というのは
逆に言えばキューティクルが美しく整っている髪と言えます。
ヘアカラーはそのキューティクルを薬剤の力でぷくっと膨らませて
すき間を作って色素を入れ込んでいるのです!
つまり
皮のように髪を覆って、色素を閉じ込めるフタの役割をしているキューティクルに何かが起きた時、
色素が抜けていくというカラクリです!
これを褪色と言います。
左が褪色している状態、
右がカラーリングした直後の状態です。
ではここからがお家でケアすべきポイントです。
実は水に濡れるだけでキューティクルは少し膨潤(膨らんで)しています。
わずかずつ色味が抜けやすい状態になっているので
バスタイムの後はしっかり乾かした方が、頭皮の衛生環境のためにも良いです。
ドライヤーの熱でさらにキューティクルも引き締められ、寝癖も付きにくくなり、
メリットしかないです♪
トリートメントにはほとんど全ての物に
髪をコーティングして守るための成分が含まれています。
ハイクラスな物になると疑似キューティクルを形成してさらにしっかりと髪を保護してくれます。
コンディショナーもあるとないとではかなり違うので
シャンプートリートメントは常にセットで使用するのがベストです!
お風呂上りにドライヤーで乾かす直前につけるトリートメントは
外部補修に最適です。
紫外線なんかからも守ってくれますし
手間もあまりかからないのでおススメです★
香りも様々なのでお気に入りを探してみるのも楽しいです(^^)/
これが1番直接的で効果があるかもしれないです。
色素サプリがミックスされたものを使えば
シャンプートリートメント毎に色味が補給されるので圧倒的に色持ちが気にならなくなります!!
しかしケアに特化した商品に比べると使い心地や補修能力が劣るので
物足りないかもしれません。
以上4つは比較的簡単にとりかかれるのではないでしょうか??
あくまでも褪色、色抜けを遅らせる方法です。
色落ちを楽しめるカラーが1番の理想ではあります。。。
次回は美容室で色持ちの良いカラーをオーダーするコツです!
是非ご参考下さい
Ryohei
27歳A型7月京都生まれ富山育ち。トップカラースタイリスト。
透明感の高く色持ちの良いダメージレスカラーが好評。
得意な色は毛先まで美しいナチュラルなアッシュ系カラー。
イルミナカラーに詳しいイルミニスト。
セットがキマって束感が出るメンズカットも得意。
最近のマイブームはポケモン探しと水族館巡り。
instagram→ryohei_seto
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